体で感じる三親牧場

【子供たちの体験紹介】
三鷹市の学童保育「げんこつ組」夏休みツアー

1996年8月から1998年8月の3回、10人程度で、夏休みを利用して、三親牧場を訪ねました。子供(小学生)10人、大人4人ぐらいで東京からフェリーで苫小牧に着き、そこから陸路で広尾町へ。
見たこともない広大な牧野に子供たちは眼をみはり、牛や馬と遊びそして渓流での岩魚つりなど思い思いに目いっぱい楽しみました。ふだん都会でくらいていて、自然と触れる機会や、大動物などに接する経験も少ない子供たちは、おおいにはしゃいで、いました。
牧場主の森田さん(ニックネーム・ゴリさん)に笹笛のつくり方や、まきの割り方などで、数えてもらったり、牧場では乾草の収納作業を手伝ったり、また、裏の熊笹のおいしげる山をトレッキングしたり、充実した3日間を楽しみました。

三親牧場での体験が
不登校だった僕を前向きにしてくれた

私は、中学一年の後半から、学校が嫌になり、ずっと家に閉じこもりっきりで勉強にもまったく手を付けませんでした。
毎日テレビゲームばかりやっていて、学校が休みの日は友達と遊んでいて家の手伝いもほとんどしませんでした。ですから「人から学ぶ」なんてことは全然しませんでした。学ぼうとする意欲さえありませんでした。
ところが三親牧場に来てからは毎日が学ぶ生活で色々な事が頭に入ってきました。厳しい生活の中で生きる知恵や工夫、限られた場所や物などを、どううまく利用するかなど様々な事を学び、そして知ることができました。ですが私は昔から学習するということが苦手なので、何度聞いてもわからない、覚えられないのくり返しで十を聞いてもその内の一つさえもわかりませんでした。ですからですから小学校の時の担任の先生方はさぞかし大変だったでしょう。それに先ほど言った通り中学二年ぐらいからまったく勉強の方も止まっていたので余計に三親で学ぶということが大変でした。
それに私は三親でよく叱られました。中学生になってから人に叱られたことはほとんど無かった私にとってはある意味新鮮でした。しかし人間誰でも人から叱られるということはあまり良い感じは、しないはずです。私も叱られて「ふざけんな」とか「うるせえな」とか思いました。でもよくよく考えてみると「自分の事以外に関心が無い」とか「こんなことをして人がどうかんじるのか!」と言われて自分のだらしなさやふがいなさに気付きました。と同時に叱られたことを自分自身の教訓にし、それをプラスにしていきたいと思いました。そしてそれが「学ぶ」ということにつながっていくのだと思いました。
これから人生長いけど、一歩一歩確実に未来に向かっていきたいです。

あなたも実感してみませんか?
三親で牧場体験!

三親牧場で北海道の牧場体験ができます。観光牧場ではない、リアルな牧場生活が実感できます。
ただし、ご留意していただきたいことがあります。実際に市場に出荷する黒毛和牛を生産している牧場なので、繁忙期や諸事情により、体験お申し込みを受けられない時もございます。そのときは時期をずらすなどご配慮いただくようお願いします。また、牛は500Kgを超える大きな動物ですので、体験中怪我などをしないよう十分な注意が必要です。
※牧場内近辺での体験は全て自己責任において行ってください。不慮の怪我や疾病などは、当牧場では責任負えませんのでご了解ください。

●小学生
親又は大人が付いてくることが必要です。親子で長期滞在または短期滞在して、ともに自然に触れ、楽しみ、元気をもらうことができます。費用は、食費及び生活費などで、個々の事情のあるので、応相談です。
●中学生~高校生
大人の付き添いがなくても受入れ可能です。危険が少ない範囲で、牧場生活を手伝っていただくことがありますが、牧場の日常生活を体験しながら、基本的な生活習慣や自然や動物への接し方を身につけていきます。

●大学生~成人
畜産関係を学ぶ大学生のほか、一般大学生、成人の体験希望者を受け入れます。
職場体験学習、夏休みを利用しての実地体験、畜産業を目指す社会人の方などが対象です。

牧場体験につきましては、ご希望により様々なケースの違いもありますので、条件等につきましてはご相談ください。
興味のある方は、お問い合わせからご連絡くださいますようお願いします。

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